2010年9月8日水曜日

柔道の百識

日本のお家芸 柔道が生まれたのは明治時代である
1882年(明治15年) 嘉納治五郎(1860〜1938)が創始した武道
嘉納治五郎の出身大学は東京帝国大学(東京大学)である
大学時代の嘉納治五郎
在学中に天神真楊流と起倒流を学び、大学卒業後柔道を創始した(その時は22歳)
江戸末期頃には100を超えていた柔術の流派を研究・整理。体系化し講道館を創設
単に闘うための技ではなくて、人間教育の手段であるとして「柔道」と名付けた
国際柔道連盟(IJF)に加盟している、国と地域は199に達している

投げ技の「一本」の基準は相手を制しながら相当な「強さ」と「速さ」をもって
「背中が大きく畳につく」ように投げたときである

三つの基準のうち、一つ欠けると「技あり」という
二つの技ありで「一本」
三つの基準のうち、二つ欠けると「有効」という
背中が畳につかなければポイントにならない、「無効」という

伝説の技として有名なのが柔道の神様といわれた、三船久蔵(1883〜1965)の「空気投げ」である
非常に素早い動作で相手を崩し、柔道着を持った手以外は相手触れずに投げる技で
現在は隅落し(すみおとし)といわれる
ポイントは相手の力を利用すること

バルセロナ五輪柔道78kg級、金メダリストの吉田秀彦の得意技が「ケンケン内股」である
内股:相手の体を手前に引き崩しながら、自分の体を開くと同時に相手の脚を跳ね上げる技である (斉藤仁、井上康生、小野卓志が得意)
ケンケン内股:先に脚を相手の股に入れ、片脚でケンケンしながら、相手を追い込んで投げる (吉田秀彦が得意)

相手が内股を掛けてきたときの返し技が「内股すかし」である
相手が内股をかけるために蹴り上げた脚をかわし、その勢いを利用して体を回転させる技である (細川伸二が得意)

現在、国際規定では95の技があるといわれています

大外刈を得意したの山下泰裕の連勝記録は203である
203連勝、対外国人選手には生涯無敗

小説「姿三四郎」の必殺技が「山嵐」である
小説の中で三四郎が完成させた必殺技「山嵐」、実は実在する技である
姿三四郎は講道館四天王の一人「西郷四郎」(1866〜1922)がモデル、山嵐は西郷四郎が得意とした技
大正9年に講道館の教育指導プログラムから除外、あまりにも強力なため、禁断となった究極技と言われた

柔道の基本的な組み方は相手の襟と袖をつかむ
片袖、片襟(六秒以上続くと反則)、同じ側の襟と袖をつかむ
山嵐の掛け方:
親指から相手の鎖骨に入れて握ます、この状態は片袖、片襟で組みになる、
そして、足の裏を相手のスネにぶつけて蹴り上げると言われています
バーンと蹴り上げる、蹴り上げる後、片襟で相手の鎖骨グシャッとケガをさせるという危険性がある、
危ないということでなくなった

平成の三四郎と言われた古賀稔彦の得意技が一本背負いである

2010/09/08 百識王